『こらいず』はもう少しで誕生します

旭川肢体不自由児総合療育センターは、障がい児を支援する道内中核的機関です。
医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、判定員(臨床心理士)、保育士。
放射線技師、臨床検査技師、薬剤師もおり、病院機能と福祉施設の両面を備えた子どもたちのための総合的な療育施設です
私は、この北海道立旭川肢体不自由児総合療育センターの作業療法士として27年間、肢体不自由や発達障がいと診断された子どもたちとその保護者と向き合ってきました。
道東・道北の市町村発達支援センターにも地域支援として出向き、各地の多くの子どもたちにも接してきました。その中で、子どもたちを支えるために地域で奮闘している支援センター職員の方々に出会い、彼らが、とても熱心に丁寧に子どもたちを支えている姿を見ました。
地域に行くと、中核的機関の旭川療育センター職員ということで、『専門家』と迎えられますが、私から見れば、日々子どもたちのことを詳細にみている、支援センター職員のほうが、ずっと専門家に見えていました。
そんな経験のうちに、『自分も、身近な地域にいる発達の支援を必要とする子どもや自分の子どもの発達やその子育てに悩む親へ、できる限り丁寧な支援をしたい』そう漠然と考えだしたのは、確か5年前、実際に実現しようと動きだしたのが2年半前。でも、なかなか思うようにはいかず、です。 数々の挫折があり、諦めそうな時期もありました。でも、いろんな知人、関係者の皆さんに助けられて、何とか開設にまで来られました。あらためて、人の繋がりって大事だなぁと感じています。
こらいず誕生までの経緯は、今後少しずつ、紹介していきますね。
ともあれ、『こらいず』は、認可されれば、5月下旬~6月にオープンします。
事前相談は5月中にもお受けしますので、利用をご検討いただける方には、「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。