『こらいずのご利用について』

こらいずの利用者数

平成30年5月の開設以来多くのお子さんにこらいずを利用していただいております。現在の利用者数はと言いますと下表のように全体で67人となっています。定員の目安を50人としていましたので、ありがたいことにそれをはるかにしのぐ人数になっています。しかし、その結果、利用枠がなくなっていることも事実です。特に放課後の時間帯は全く空きがありません。

毎月のご利用状況はこちらから。 ご利用について

新規利用希望者の受け入れ

このような状況ですので、現在、学齢児のお子さんは新規の利用をお断りしています。未就学児についても、今年夏以降に契約した旭川市内のお子さんには「小学校入学まで」ということをご承諾いただいています。

今後について

こらいずの基本コンセプトのひとつは、「鷹栖町の子どもたちを手厚くみたい」です。とはいえ、旭川から来ていただいているお子さんも大切なので、皆さんが安心できる方法を検討していきたいと思います。

『第4回旭川しんきん創業アワード』に参加しました

『しんきんアワード』とは創業2年以内の個人・法人が事業のアピールなどプレゼンをし、新規性や将来性を審査いただくものです。お世話になっている旭川信金末広支店支店長代理の方にお薦めいただいて挑戦しました。最優秀賞の副賞は、なんと…よだれが出ます ところが昨年の最優秀賞受賞者が、高齢者のデイサービスを経営する同業の作業療法士さん… 「同職種が2年連続で1等賞はないな」と思いつつ、11月23日の最終プレゼンテーションに臨みました。自分のやりたいこと、伝えたいことがありすぎて10分には納めきれなかったのですが、なんとか自分の思いを表現してきました。

でも、他の発表も魅力的なものばかりでしたので受賞自体ムリかもと。  そして結果は・・・ 優秀賞(2位)「…やっぱりな」と心の中で苦笑い。でも、たかぎ発達支援室のコンセプトや独自性が認められたことはありがたいですし、今後の励みにもなります。

この話には余談がありまして。最終プレゼンの前日、息子に「お父さん何位だと思う?当てたら小遣いやるわ」と問うと、「ん~パパなら2位かな」。父親の威厳なし。しかも当てやがった笑。そして、3人の子どもたちに受賞祝いを渡したのです。

こらいずの子どもたちにもクリスマスの時期に合わせて、ちょっぴりですが受賞祝いをお渡ししますね。

この投稿(こらいず便りweb)は、利用者向け「こらいず便り」をもとに、
個人情報に配慮して編集しています。

市町村への支援事業を始めました

「たかぎ発達支援室」を開設する基本理念は『地域に根差した発達支援』でしたので、『こらいず』の運営だけでなく、鷹栖町の子育て発達支援施策に参画したいと思い、町長はじめ役場職員の皆様に相談してきました。ありがたいことに、町立保育園保育士さんの研修に招かれ、町の乳幼児発達健診にも声をかけていただきました。また、町立小学校の先生方とも情報交換できるようになって支援学級に在籍するお子さんたちの様子を共有できようとしています。いろいろな面から鷹栖町の子どもたちの支援が充実するように事業をしていきたいと思っています。

これとは別に、今年度より『市町村発達支援受託事業』を始めました。委託していただいた市町村は、北見市、美幌町、羽幌町、幌延町、東神楽町、当麻町、清水町などです。どんなことをするのかといいますと、市町村の発達支援センターや保健センターに出向いて、お子さんの発達段階をチェックし、保護者の相談を受けたり、センター職員の皆さんへ助言や提案をしています。

民間児童デイ事業者が市町村の発達支援センターに支援するということはおそらく北海道では例がありません。「たかぎ発達支援室」の基本理念は鷹栖町及び旭川近隣の子どもとその保護者達を丁寧に支援していくことに変わりはありませんが、他の地域にいる人でも、子どもの心配なことをすぐにでも相談したいと思っている人がいれば、可能な限り時間をおかず保護者さんの不安を軽減したいと思っています。

こらいずの冷蔵庫には「のみものメニュー」が貼ってあります

子どもたちは「のみものメニュー」をみてスタッフに注文(要求)することにしています。自分で勝手に開けてしてしまうのではなく、「○○が飲みたい」「○○ください」と伝える、人に伝えることで自分の願いが叶うという経験は、コミュニケーションスキルの基盤としてとても大切です。
ところで、メニューにはいくつか「うりきれ」ラベルを貼るようにしています。「カルピスは今日は売り切れです」など子どもに言うのですが、本当は在庫はあるんです。こだわりの強い子は、例えば「冷蔵庫には常にオレンジジュースがある」と思い込み、そうでないとパニックに陥りやすいため、あえて「うりきれ」を表示することで「ない時もあるんだよ」と子どもに教ています。「じゃんけんは勝てない時もある」「ゲームは負ける時もある」「いつもの道と違う道を通ることもある」ということを経験をとおして理解していくと子どもたちの適応性が高まっていくのです。

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楽しいゴールデンウィークでしたか?


ついに「令和」になりましたね。私を含め、多くの親御さんは「昭和-平成-令和」と3つの時代を生きたことになります。令和天皇陛下は59歳とのことなので、30歳代の若いお母さんは確実に4つ目の元号にも出会う のでしょうね(笑)。新しい元号がすべての人にとっていい時代でありますように。  ところで、今年の10連休はいかがでしたか?しっかり満喫できた方、チョットもて余した人、仕事があって困った家庭など様々だったのではないかと思います。
私はと言いますと、息子の中学野球部合同合宿にノコノコとついていきまして2日間野球づけ。とはいってもほとんど見てるだけです。小学生の頃は練習に参加して直接教えたりもしましたが、中学生ともなるとスピードもパワーも親が太刀打ちできるレベルではなく、寂しくグランドの外から口だけ出しています(笑)。それでも子どもたちの一生懸命な姿を見られるのはどんなスポーツであれ、親としては嬉しいしわが子の成長を頼もしく思えるものですよね。

「福祉・介護職員処遇改善加算」にご理解をお願いします
皆様にご利用いただいている、こらいずは、基本利用料金のほかに様々な加算をさせていただいております。車で送り迎えしたときの「送迎加算」、私たち作業療法士等が支援した場合にご負担いただいている「特別支援加算」などがあります。この度、当事業所でも「福祉・介護職員処遇改善加算」を申請し許可をいただきました。この加算は、大まかに言いますと、一般的に賃金の低い福祉・介護職員に対して、発達支援の知識や技術向上の計画とともに賃金を上げることを条件に、利用料を約8%加算させていただくものです。加算分はすべて職員の賃金に充当することになっています。
これに伴い、4月利用分から皆様の自己負担額は1回あたり70~80円程度上がることになりますが、スタッフの処遇をよくしたい趣旨をご理解ください。

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みんなのこれからを祈ってます!


2月中は、こらいず終了時刻には、もう真っ暗でしたが、やっと最後の子どもたちを明るい夕日の中で見送れるようになりました。春が来ますね。春ということは… 卒園、卒業、入園、入学、そして転校。子どもたちにとって、新たなステージに向かう季節です。

3月で、こらいずを卒業するお子さんがいます。みごと高校に合格した、Iくん、Sくん、Kさん。札幌に行くYくん、東京に行ってしまうRくん、短い期間だったけど、こらいずに笑顔を届けてくれてありがとう。みんなめんこかった。いつかまた、遊びに来てください。

また、新たに入園・入学するお子さんは、新しいお友達や先生との出会いがあり、新たな環境での生活が始まりますね。新しい環境は、期待と不安、ドキドキとワクワクですね。楽しいこと、大変なこと、いっぱいあると思いますが頑張ってください。こらいずに来たら、いろんなことを教えてください。

事業所評価 保護者アンケート」ご協力ありがとうございました

先日、保護者の皆様にお願いしました「保護者アンケート」、ご協力いただきましてありがとうございました。皆様からの評価・ご指摘をもとに、「事業所自己評価」をまとめました。これについては後日皆様にも配布いたします。

ところでこの報告書をまとめていく中で、こらいずの運営状況などを、皆様に伝える努力が足りなかったなぁと反省しております。言い訳ですが私は若いころからコツコツが苦手で… 『スイッチ』がはいると夜中でもやり続けるのに、モチベーションが下がるとぜんぜんしない… 40歳に近くなって『コツコツできない注意欠陥タイプ』と自覚してから、それなりに自分をコントロールするようになりました。同じタイプの子どもはこらいずにも多くいますが、「悪いところを治さなければ」ではなく、子どもの個性としてとらえ、「こうしたらうまくできる」という視点で育てていきたいですね。この話については、日を改めて詳しくお伝えしたいと思います。


~チョットおもしろい話~
先日、念願だった教材を購入しました(と言ってもただのパーティーグッズですが)。TVのバラエティでよく見かける、「早押しスイッチ」と「ピンポ~ン」「ブブ~ッ」と鳴る「〇×マイク」です。これが子どもたちに大うけで「もっとやりたい」と。単なるクイズゲームと思いきや、実は奥深いのです。子どもは答えたい(スイッチを押したい)ので一生懸命問題を聞こうとします。これは、集中力や傾聴態度、言語理解につながります。設問の難易度によって、聴覚的記憶、概念、視覚的イメージのトレーニングにもなります。更にマイクが向けられてから答えるルールなので、待つこと(衝動性を抑えること)にも役立ちます。工夫次第でいろんなトレーニングができるんです。
ちなみに、某療育センターでは、定番アイテムなんですよ(笑)


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今年もよろしくお願いします


昨年は、みなさまに多くのご協力をいただきましてありがとうございました。おかげさまで、こらいずは、新しい年を迎えることができました。今月で利用されるお子さんの人数も定員目安の50人を超えそうです。なにより、「ママさんの口コミ」が大きかったと思っています。ありがとうございます。

新年にあたり子どもたちに年賀状を送らせていただきました。未就学児には「まちがいさがし」、小中学生には「塗りつぶしゲーム」。こらいずで普段から子どもたちに取り組んでもらっている基礎学習課題です。「正解したらいいことあるかも?」とコメントを付け、「何人かハガキをもってきてくれたらうれしいな」と思いながら些細な景品を用意していたところ、多くの子どもが回答した年賀状をもってきてくれました。一所懸命考えてくれて嬉しかったです。「これなんだろう?」という、子どもの好奇心がそうしたのかなと思います。子どもの意欲を引き出すためにはどうしたらいいか、アイディアを考えることが大事なんだなぁと、改めて実感しました。

子どもたちに冬休みのお話を聞いたら、「ばあちゃんちにいったよ」「スキーに行ってきた」「キッザニアが楽しかった」など楽しく過ごされた話もあれば、「年末年始はインフルエンザで~」と、たいへんだった家庭まで、冬休みの出来事はいろいろだったようです。
進級、卒園、卒業が近づく年度末、次のステージに向かう子どもたちを支えていきたいと思います。お困りのことがあればいつでもご相談ください。

「保護者からの事業所評価」のお願い
こらいずのような「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の事業所では、年に1回「事業所評価の公表」が義務付けられております。この一環として、保護者様からの意見をうかがうことも定められております。そこで、利用いただいている保護者様にアンケートを行いますので、お忙しいところ大変申し訳ありませんが率直なご意見をお寄せください。

冬期間は床が冷えますので…
滑らないように靴下を脱いでくれるお子さんたちもいますが、冬のフローリングは思いのほか冷たく足が冷えてしまいます。滑り止めのついた幼児用スリッパを用意しましたので、ご利用ください。

来年度の利用希望について
来年度に向けて利用スケジュールの調整を始めていきたいと思います。進級により希望される曜日・時間が変わるお子さんもいらっしゃると思いますし、特に就学されるお子さんは利用時間帯が放課後に移ることから、近く希望調査を行います。まだ、新年度の日課がわからないことと思いますが、学校に問い合わせるなどして可能な範囲でご確認をお願いします。


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