あたりまえの生活のありがたさ

「こらいず便りは毎月定期的な発行を目指します」としたものの、ぜんぜん定期的ではあ りません。
なぜかというと、読んでいただく皆さんに伝えたいことが見つかるまで、その 意欲がわかないのです(言い訳ですが…)。伝えたいことを見つけるには、特にすることも なく、のんびりできる時間が必要だったりします。なので、休みの日とか出張先のホテル の部屋で執筆することが多ります。そして、今回はどこで書いているのかというと、病院 の病室。今年に入って強い腹痛を繰り返すようになり、主治医から入院治療が必要と言わ れ、「仕事の整理がついてから」と少々ごねたものの、妻にもスタッフにもたしなめられ て外堀が埋まり入院することに。「ストレスが溜まってるんですね」と気遣いいただきますが、なんのことはない若い頃からの不摂生。酒・タバコは欠かすことなく、好きなラー メンは必ず激辛(くさびの閻魔辛ラーメンはただ辛いだけじゃなくて美味しいですよ 泣)、焼肉屋に行けばホルモン、ガツ、ミノばかり(まつのみ春光店が安くてうまい 泣)。胃腸に悪いことばかりで自業自得ですね。 そして、入院生活というと絶食に近い食事と点滴、コロナのこともあって制約も多く一日 が暇で。それでもわがまま言って個室を用意してもらったので、パソコンやプリンター、 書類を持ち込んで、ほかの患者さんを気にすることなく1日中パソコンに向かって仕事のような、かっこよく言えばテレワークの毎日です。看護師さんたちには親切にしていただいていますが、どこにも行けない、誰にも会えない毎日が続くとさすがにめげてきます。
「コロナに罹って隔離された人ってもっと大変なのかな?」と思ったりします。もっと言 えばウクライナの人たちは比べものにならないくらい苦しい思いをしているんだろうなと、暗くて寒い地下で食べ物も寝る場所もなく、いつ死ぬかわからない中で何日も何週間 も過ごさなければならない状況は想像もできません。 テレビの報道でウクライナの子どもたちが砂場で遊んでいる場面がありました。砂で山の ような塊を作ったと思ったら、その上に砂をボロボロと振り落として「バクダン」と言っ ていました。子どもの遊びにそんなことが染み入っているのかと思うと心が痛いです。一 日も早く子どもたちが普通の生活を、あたりまえの生活を送れるようになってほしいものです。 日本に住む私たちは、コロナがなかなか収束しないとか、値上がりばっかりとか、心配なことはいろいろあるものの、安全に暮らせているだけでも幸せなのかもしれません。家族がいるのがあたりまえ、子どもが育っていくのはあたりまえ、毎日が普通に過ごせるのはあたりまえ、そんなことでもありがたいことだなと、たまには思わなければいけませんね。
私・・・? そろそろ退院できそうな気がするんだけど、まだかな?



 『すごい左利き』 加藤俊徳 医学博士/「脳の学校」代表  ダイヤモンド社 
 左利きの人は全体の約10%と言われています。著書の筆者は右利きと左利きの人の脳の 使いの違いや、左利きの人の優越性、特徴を解説しています。脳科学研究者である筆者自 身も左利きで、子どものころは言語表現やコミュニケーションスキルの苦手があったそう ですが、それを克服してきたエピソードなども紹介しています。この本は左利きの人だけ にというよりも、右脳と左脳の脳機能の特性の観点からみると、右利きの人にとっても参 考になると思います。特に、「言葉の理解が弱い」、「言葉が遅い」、「話を聞かずに動 いてしまう」など、発達の上で心配なことを脳機能の特徴からわかりやすく紹介していま す。 



写真の『こらいずくんのあみぐるみ』、イラストレーターのナカジマヨシカさんに依頼し てデザインから作っていただき、今春でこらいずを卒業した子どもたちにひとつずつプレ ゼントしました。手編みなので、表情などがそれぞれ少しずつ違って同じものはありませ ん。嬉しそうに抱きかかえて持っていく子もいれば、お母さんの方が喜んでくれたりと。 今後もこらいずを卒業する時の記念にと思っていますが、もし、それまで待てないという 方がいましたら実費でお譲りできるかもしれませんのでご相談ください。

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